仮想通貨とは?暗号資産の仕組みとリスク

「仮想通貨で儲けた・損した」と聞くけど中身は曖昧。ビットコインなど暗号資産の仕組み・買い方・税金・リスクを整理します。

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Photo by Roger Brown on Pexels
この記事の目次 8
  1. 仮想通貨の正体
  2. 主な仮想通貨
  3. 株や投資信託との違い
  4. 買い方の流れ
  5. 税金(要注意)
  6. リスク
  7. 仮想通貨が向く人・向かない人
  8. まとめ

ビットコイン、イーサリアム、NFT。「仮想通貨で資産形成」「億り人」というニュースをよく目にします。

でも、

「仮想通貨って結局なに?」「株式投資投資信託と何が違う?」「税金や手数料は?」

を、煽らず・落とさず、正直に整理します。

仮想通貨(正式名称:暗号資産)は、「[ブロックチェーン](/article/blockchain-toha)技術を使って発行・管理されるデジタル資産」です。
代表は ビットコイン(BTC)、次いで イーサリアム(ETH)
価格変動が極めて大きく、税金は最大55%の総合課税。投資資産としてはハイリスクで、生活資金を投入してはいけません。

仮想通貨の正体

仮想通貨(暗号資産)は、「特定の国・銀行が管理しないデジタル資産」 です。

特徴:

  1. 発行・管理は[ブロックチェーン](/article/blockchain-toha)という分散型ネットワーク
  2. 中央銀行・政府は関与しない
  3. 世界中で24時間取引可能
  4. 送金が安価・高速(国際送金の数十分の1)
  5. 価格変動が極めて大きい

円・ドルのような法定通貨(フィアット)に対して、「自由で分散された通貨」を目指して作られました。

主な仮想通貨

数千種類ありますが、押さえるべきは数銘柄:

銘柄 特徴
ビットコイン(BTC) 最初の仮想通貨、価値の保存に強い「デジタルゴールド」
イーサリアム(ETH) スマートコントラクト(自動契約)の基盤、NFT・DeFiの土台
リップル(XRP) 国際送金特化、銀行間決済で実用化
ステーブルコイン(USDT/USDC) ドルと連動するため価格安定、決済用
その他アルトコイン リスク・リターンともに極めて大きい

初心者はビットコイン・イーサリアム から始めるのが定石です。

株や投資信託との違い

仮想通貨は 「全く別の資産クラス」

株式・[投資信託](/article/toushi-shintaku)

企業の価値を表す

  • 企業の業績で価値が決まる
  • 配当・分配金あり
  • 金融庁の規制下
  • 譲渡所得は分離課税(約20%)
  • [NISA](/article/nisa-toha)で非課税運用可能
仮想通貨

純粋な需給で価格決定

  • 裏付け資産なし
  • 配当なし(一部ステーキング報酬あり)
  • 規制が国・年ごとに変化
  • 総合課税(最大55%)
  • NISA対象外

税金面の不利が決定的。仮想通貨で1000万円儲けたら、半分以上を税金で持っていかれる可能性があります。

買い方の流れ

国内取引所が現実的:

  1. 取引所に口座開設(コインチェック・bitFlyer・GMOコイン等)
  2. 本人確認書類提出(スマホで運転免許証撮影)
  3. 銀行口座から日本円を入金
  4. 仮想通貨を購入
  5. 取引所に保管 or 個人ウォレットへ移動

口座開設から実取引開始まで 数日〜1週間 程度。手数料は取引所により大きく異なります(販売所と取引所で別々)。

税金(要注意)

仮想通貨の利益は 雑所得・総合課税 です:

所得(合計) 所得税率 住民税 合計
195万円以下 5% 10% 15%
330万円超 20% 10% 30%
695万円超 23% 10% 33%
900万円超 33% 10% 43%
1,800万円超 40% 10% 50%
4,000万円超 45% 10% 55%

つまり、給与所得+仮想通貨の利益で課税所得が決まるので、サラリーマンが「副業で仮想通貨で500万儲けた」と思っても 半分近くが税金 になる可能性があります。

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「利確」していなくても課税される場合あり

仮想通貨で別の仮想通貨を買う、商品を買うなど「他の用途に交換した時点」で日本円換算の含み益に課税されます。「日本円に戻していないから非課税」は誤り。複雑な計算が必要なので、取引が多い人は 専用の損益計算ツール(Cryptactなど) がほぼ必須です。

リスク

正直に書きます:

  • 価格変動が極めて大きい — 1日で30%下落も珍しくない
  • 取引所のハッキングリスク — 過去にコインチェック・マウントゴックス等で数百億円流出
  • 詐欺・ラグプル — 新規発行コインの9割は失敗 or 詐欺
  • 税制が厳しい — 株式と比べて圧倒的に不利
  • 規制リスク — 国の方針で一夜にして規制強化される可能性
  • 秘密鍵の紛失 — 個人ウォレットの鍵を無くせば永久に取り出せない

仮想通貨が向く人・向かない人

正直なところ:

向く人

余裕資金で実験

  • NISA・iDeCoを既に上限まで使っている
  • 暴落しても生活に影響しない余剰資金がある
  • 技術的な仕組みに興味がある
  • 長期保有(5〜10年)の覚悟がある
向かない人

手を出すべきでない

  • 生活費を投入しようとしている
  • 借金して買おうとしている
  • NISAをまだ使い切っていない
  • 短期で増やすつもり
  • 税金計算をする気がない

まとめ

  • 仮想通貨(暗号資産)= ブロックチェーン技術で発行されるデジタル資産
  • 代表はビットコイン・イーサリアム、数千銘柄が存在
  • 価格変動が極めて大きく、税金は 総合課税で最大55%
  • 株や投資信託とは別の資産クラス、NISAも対象外
  • 余裕資金で長期保有が基本。生活費の投入は厳禁
  • NISAiDeCoを先に使い切ってから検討するのが鉄則

詳しくは 金融庁 暗号資産関係国税庁 暗号資産の税務 が一次情報源です。

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