サーバーとは?仕組み

「サーバーが落ちた」「サーバーにアクセスが集中」とよく聞くけど、サーバーって結局なに?普通のパソコンと何が違う?身近なたとえで仕組みをやさしく整理します。

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Photo by Yan Krukau on Pexels
この記事の目次 7
  1. レストランでたとえると一発で分かる
  2. 普通のパソコンと何が違う?
  3. いろんな種類のサーバー
  4. 「サーバーが落ちる」って何が起きてる?
  5. クラウドとの関係
  6. よくある誤解
  7. まとめ

サーバーが落ちてサイトが見られない」「アクセス集中でサーバーがダウン」。ニュースやSNSでよく聞きます。

でも「サーバーって、そもそも何?」「普通のパソコンと何が違うの?」は、意外と説明できない。身近なたとえで整理します。

サーバーとは、「何かを求められたら、それに応えて提供する側のコンピューター」のこと。
英語の serve(提供する・給仕する)が語源で、レストランの「サーバー(給仕係)」と同じ。
あなたのスマホやパソコン(=注文する客)からの「このページを見せて」というお願いに、データを届けて応えるのがサーバー。ネットの向こう側で、リクエストに応え続けている裏方です。

レストランでたとえると一発で分かる

サーバーの関係は、レストランそのものです。

  1. お客(あなたのスマホ)が「このページください」と注文する
  2. ウェイター兼厨房(サーバー)が注文を受けて、料理(データ)を用意する
  3. できあがった料理(Webページ)をお客に届ける

注文する側を「クライアント」、応える側を「サーバー」と呼びます。あなたがスマホでサイトを開くたびに、この「注文→提供」が一瞬で行われている。これが「クライアント・サーバー方式」という、インターネットの基本の仕組みです。

普通のパソコンと何が違う?

中身は同じコンピューターですが、役割と作りが違います。

普通のPC

人が操作する

  • 1人が作業に使う
  • 画面・キーボードで操作
  • 時々電源を切る
サーバー

大勢に応え続ける

  • 大量の相手に同時対応
  • 24時間つけっぱなし
  • 止まらない作りを重視

サーバーは「たくさんの相手に、休まず応え続ける」のが仕事。だから、止まりにくく、大量のアクセスをさばける頑丈な作りになっています。専用の部屋(データセンター)にずらりと並んでいることも多い。

いろんな種類のサーバー

「サーバー」と一口に言っても、役割で名前が変わります。

種類 役割
Webサーバー Webページを届ける
メールサーバー メールを送受信・保管する
ファイルサーバー ファイルを保管・共有する
データベースサーバー データを整理して保管する

たとえば「メールが送れない」ときは、メールサーバーに問題があるのかも、という見当がつくわけです。

「サーバーが落ちる」って何が起きてる?

ニュースでおなじみのこの言葉。主な原因はこのあたり。

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アクセス集中でパンクする

人気チケットの発売やテレビ放送の直後に「サーバーが落ちた」と言うのは、一度に注文(アクセス)が殺到して、サーバーがさばききれなくなるから。レストランに客が一気に押し寄せて、厨房がパンクするのと同じ。これを防ぐため、複数のサーバーで負荷を分けたり、[CDN](/article/cdn-toha)で世界中に配信を分散させたりします。

クラウドとの関係

最近は「自前のサーバーを持つ」より「借りる」のが主流です。

  • 昔:会社が自分でサーバー機を買って、社内に置いて管理した(オンプレミス)
  • 今:クラウドで、必要なだけサーバーを借りる(AWS、Google Cloudなど)

クラウドとは、ざっくり言えば「他社が用意した巨大なサーバー群を、必要な分だけ借りて使う」仕組み。自分でサーバーを買って管理する手間がいらないので、今はこちらが当たり前になっています。

よくある誤解

  • 「サーバー=特別なすごい機械」→ △。中身は高性能なコンピューター。魔法の箱ではなく「応える専門のPC」
  • 「サーバーは1台」→ ✕。大きなサービスは何百台ものサーバーで動いている。1台落ちても他がカバーする作りが普通
  • 「サーバーが落ちた=ハッキング」→ ✕。多くは単なるアクセス集中や機器トラブル。攻撃とは限らない

まとめ

  • サーバー = 求められたら応えて提供する側のコンピューター(serve=提供する)
  • 注文する側がクライアント、応える側がサーバー(クライアント・サーバー方式)
  • 普通のPCと違い、大勢に休まず応え続ける頑丈な作り
  • Web・メール・ファイルなど役割で種類が分かれる
  • 「落ちる」の多くはアクセス集中によるパンク。CDNなどで分散して防ぐ
  • 今は自前で持つよりクラウドで借りるのが主流

クラウドCDNVPNとあわせて読むと、インターネットの裏側の仕組みがつながって見えてきます。

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