APIとは?意味と使われ方を例えで簡単に解説|シンプリ

「API連携で実装します」「APIで取得できます」と耳にする。でもAPIって何?を、レストランのたとえで一気にスッキリさせます。

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この記事の目次 8
  1. まず、APIは何の略?
  2. レストランで全部理解する
  3. 具体例:天気予報API
  4. 似たような身近なAPI
  5. APIで何が便利になる?
  6. REST API、SOAP API、GraphQL...の違い
  7. API利用には「鍵」が必要なことが多い
  8. まとめ

「APIで取得できます」「API連携が必要です」みたいな話、IT系の人から1日に何度も聞きます。

でも、

「APIって結局なに?」「アプリと何が違うの?」

をスッキリ説明できる人、技術者でも意外と少ない(ちゃんと説明するのは難しい)。

たとえ話で行きます。

API(エーピーアイ)は、「あるシステムが、外部から呼ばれた時に決まった動きをする"窓口"」のこと。
例えるなら レストランの「メニュー」と「ウェイター」
お客(あなたのアプリ)は、メニュー(API仕様)を見て、ウェイター(API)に「ハンバーグください」と頼むと、キッチン(システム内部)がハンバーグを作って届けてくれる、というイメージ。

まず、APIは何の略?

APIは Application Programming Interface の略。

日本語に直訳すると「アプリケーション同士をつなぐための窓口」。

ややこしいので、**「システムとシステムをつなぐ約束ごと」**と覚えるのが実用的。

レストランで全部理解する

具体例にいきます。

あなたがレストランに行ったとします:

  1. メニュー(API仕様)を見る
  2. ウェイター(API)に注文を伝える:「ハンバーグください」
  3. ウェイターがキッチン(システム内部)に伝える
  4. キッチンが料理を作る
  5. ウェイターが料理を持ってくる

ポイントは、

  • あなたはキッチンに直接行かない(キッチンの中身は見えない)
  • メニューにある料理しか頼めない(API仕様に書かれてることだけ可能)
  • 「ハンバーグください」と頼めば必ずハンバーグが来る(決まった動き)

これがAPIの本質。「中身は見せないけど、決まった頼み方をすれば決まった結果を返してくれる窓口」

ここだけ覚える

API = 「システムの窓口
外から決まった頼み方をすると、決まった結果が返ってくる。中身(キッチン)は隠されている。

具体例:天気予報API

実際のAPIの例を見ます。

「気象庁の天気予報API」というのがあって、URLにアクセスすると、天気の情報がJSON(データのフォーマット)で返ってきます:

https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/data/forecast/130000.json

これにアクセスすると、東京の天気が返ってくる。「東京の天気くれ」とAPIに頼むと、データが返ってくる

これを使って、

  • スマホの天気アプリ
  • 天気を表示する家電
  • 旅行サイトの「明日の旅行先の天気」表示

など、たくさんのサービスが裏で動いています。

似たような身近なAPI

「あなたが知らないだけで、毎日APIに支えられて生きている」と言っても過言じゃありません:

サービス 裏で使われているAPI
Google Maps を埋め込んだサイト Google Maps API
TwitterやInstagramの埋め込み Twitter/Instagram API
Suica残高をアプリで見る JR東のAPI
株価表示アプリ 証券会社や金融データのAPI
ChatGPTを組み込んだ自社サービス OpenAI API

APIで何が便利になる?

「自分で全部作らなくていい」のが最大のメリット。

たとえばあなたが旅行サイトを作る時、

  • APIがない世界:天気予報を自分で観測しなきゃ → 不可能
  • APIがある世界:気象庁のAPIに「明日の沖縄の天気くれ」と頼むだけ → 一瞬で天気表示できる

つまり、他社の機能や情報を「お借りして」自分のサービスに組み込めるのがAPI。

REST API、SOAP API、GraphQL...の違い

APIの世界にはいくつか種類があります。違いは「頼み方のルール」だけです。

REST API

いまの主流

  • URLで頼みを表現する
  • シンプルで分かりやすい
  • 2010年代以降の事実上の標準
GraphQL

新しい流派

  • 欲しいデータを細かく指定できる
  • Facebookが作ったもの
  • 大規模サービスで人気上昇中

他にも SOAP、gRPC など色々ありますが、普通の人は「REST API」と「GraphQL」がある、と知っておけば十分

API利用には「鍵」が必要なことが多い

無料・無制限じゃありません。多くのAPIは、

  • APIキー:あなたのアプリの身分証明書
  • 利用回数制限:1時間に100回まで、など
  • 有料プラン:商用利用は月額○円

があります。シンプリでもPexelsというAPIを使って記事サムネを取得していますが、APIキーを登録して使ってます。

!

APIキーは絶対に公開しない

APIキーはパスワードと同じ。GitHubに上げちゃダメ、ブログに貼っちゃダメ。漏れると他人にAPIを使われ放題で、課金が爆発したり、利用停止になります。

まとめ

  • API = システム同士をつなぐ「窓口」、決まった頼み方をすると決まった結果が返ってくる
  • レストランのメニュー+ウェイターのイメージ
  • 天気予報、地図、SNS、決済、AI ─ 世の中の多くのサービスはAPIで連携している
  • APIがあるおかげで「他社の機能を借りて」自分のサービスを作れる
  • 種類はREST APIが主流、最近はGraphQLも増えている
  • APIキーは絶対に公開しないこと

クラウドChatGPTと並んで、IT用語の中でも特に重要な概念です。技術者でなくても、ニュースで「APIが…」と聞いたとき、ぼんやりとイメージできるだけで世界が変わります。