ChatGPTとは?AIとの違いと使い方を簡単に解説|シンプリ

「ChatGPTすごい」って2022年末に急に騒がれて、もう日常語。でもAIとは何が違うの?なんでChatGPT だけがあそこまで話題になったの?を、5分でスッキリ。

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この記事の目次 9
  1. まず、「AI」って何のこと?
  2. ChatGPTを作ったのは「OpenAI」という会社
  3. なんで ChatGPT「だけ」が爆発的に話題になったの?
  4. 何ができるの?
  5. ChatGPT 以外の「生成AI」もある
  6. 「ハルシネーション」という大事な言葉
  7. なんで AI はこんな急に賢くなったの?
  8. これからどうなる?
  9. まとめ

2022年の終わりごろから、急に「ChatGPT」「ChatGPT」って耳にするようになった。

ニュースでも仕事の会話でも、当然知ってる前提で話が進む。でも、

「いやそもそも ChatGPT って何?AIとは違うの?」

って今さら聞きにくい雰囲気、あります。今日それを終わらせます。

ChatGPTは、OpenAIという会社が作った、文章でやり取りできるAIサービスのこと。
「AI」というのは技術全般の名前、「ChatGPT」はその技術を使って作られた具体的なサービス名。
AI = 自動車という技術ジャンル」「ChatGPT = トヨタのプリウスという車種」みたいな関係です。

まず、「AI」って何のこと?

AIは Artificial Intelligence の略で、日本語で「人工知能」。

ざっくり言うと、人間がやってる「考える」「判断する」「学ぶ」みたいなことを、コンピュータにやらせる技術のこと。

AIにはいろんな種類があります:

  • 画像を見て「これは猫」と判定するAI
  • 音声を聞いて文字に起こすAI
  • 将棋を指すAI
  • 自動運転するAI
  • 文章でやりとりするAI ← ここがChatGPTの分野

つまり、AIは大きな技術カテゴリ。ChatGPTはその中の **「文章を生成するAI」**の代表選手、というポジションです。

ここだけ覚える

AI = 大きな技術ジャンル(自動車みたいなもの)
ChatGPT = そのジャンルから出てきた具体的な製品(プリウスみたいなもの)

ChatGPTを作ったのは「OpenAI」という会社

ChatGPTは、アメリカのOpenAI(オープンエーアイ)という会社が作って、2022年11月に公開しました。

OpenAIは元々、イーロン・マスクとか有名な投資家・研究者たちが「AIを安全に発展させたい」という目的で2015年に立ち上げた組織です。最近はMicrosoft(マイクロソフト)が大量に出資していて、Microsoftの製品にもChatGPTの技術が組み込まれています。

なんで ChatGPT「だけ」が爆発的に話題になったの?

実は文章を生成するAI自体は、もっと前からありました。研究者の間では2010年代から存在してた。

じゃあなぜ2022年末のChatGPTがここまで話題になったか。理由は3つ:

  1. 誰でも無料で使える:それまでのAIは研究者か技術者しか触れなかった。ChatGPTはブラウザで誰でもすぐ試せた
  2. 答えがビックリするほど人間っぽい:それまでのチャットボットは「分かりません」連発だったのに、ChatGPTは普通の会話、コード作成、文章要約まで自然にこなした
  3. 会話形式で何でも頼める:「料理のレシピ考えて」「メール書いて」「数学の問題解いて」を全部一つの場所で頼める汎用性

公開からたった5日で100万ユーザー、2ヶ月で1億ユーザーに到達。これはInstagramやTikTokを超える速さで、史上最速の普及スピードと言われました。

何ができるの?

実際にできることをざっくり:

得意

文章まわり全般

  • メール文の作成
  • 長い文章の要約
  • 翻訳
  • プログラムコードの生成・修正
  • アイデア出し
  • 勉強の質問への解説
苦手・できない

事実確認が必要なこと

  • 最新ニュース(学習データに古いものまでしか含まれない)
  • 専門的な法律・医療判断
  • 計算(簡単な算数すら間違うことがある)
  • 確実な事実情報(嘘っぽい答えを混ぜることがある)

ChatGPT 以外の「生成AI」もある

ChatGPTがあまりに有名ですが、似たサービスは他にもあります。

サービス名 作った会社 特徴
ChatGPT OpenAI 文章生成の代表格
Claude Anthropic 長文・思考の精度に定評
Gemini Google Google検索と連携、画像も得意
Copilot Microsoft OfficeやWindowsに組み込み
Midjourney Midjourney社 文章から画像を作る

このように「文章で指示すると、AIが何かを作ってくれる」サービス全般を 「生成AI(Generative AI)」 と呼びます。ChatGPTはその代表格です。

「ハルシネーション」という大事な言葉

ChatGPTを使う上で、絶対に知っておくべき言葉があります。

ハルシネーション(hallucination = 幻覚)。

ChatGPTは、自信満々に嘘を答えることがあるんです。 「○○という法律の第3条には〜」と書いてあっても、その法律が実在しなかったり、第3条がそんな内容ではなかったり。

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これ、超大事

ChatGPTの答えを そのまま信じてはいけない。特に、数字、人名、法律、医療、固有の事実は必ず別の情報源で確認すること。
「だいたい合ってる感じ」を出すのが上手いので、嘘も自然に混ざります。

なんで AI はこんな急に賢くなったの?

ChatGPTの裏側で動いているのは、LLM(Large Language Model、大規模言語モデル) という技術です。

ざっくり言うと、ネット上の膨大な文章を読み込ませて、「次にくる単語」を予測する練習を延々とさせたもの。それを大量のコンピュータで何ヶ月もかけて学習させると、人間と会話できるレベルになった、というのが裏側で起きてること。

ここ数年で爆発的に賢くなった理由は単純で、

  • 読ませる文章の量が爆増した(ネット上の本・記事・コード全部)
  • コンピュータの性能が上がった(特にGPUと呼ばれる計算チップ)
  • 学習のさせ方が工夫された

この3つが揃って、急に「人間と話してる感じ」のAIができるようになりました。

これからどうなる?

すでに変わり始めてること:

  • 検索の代わり:「ググる」→「ChatGPT に聞く」に切り替わりつつある
  • コーディング:プログラマの仕事がChatGPTに大きく支援されてる
  • 教育:宿題やレポートをChatGPTに書かせる問題が世界中で起きてる
  • クリエイティブ:絵・音楽・動画生成も急速に進化

シンプリでは、AIが進化することで「人間が何を覚える必要があるかが変わる」と捉えています。社団法人とか、インボイスとか、こういう仕組みを理解する能力はAI時代でも価値が下がらないはず(AIに聞いても、聞き方が分からないと意味がないので)。

まとめ

  • AI = 人間のような判断・学習を機械にやらせる 技術ジャンル全般
  • ChatGPT = OpenAI社が作った、AIを使った具体的な チャットサービス
  • 2022年11月公開、5日で100万ユーザー、史上最速の普及スピード
  • 得意:文章まわり、翻訳、コーディング、要約、アイデア出し
  • 苦手:最新情報、計算、絶対的な事実
  • ハルシネーション(嘘を自信満々に言う現象)があるので、答えを鵜呑みにしない
  • ChatGPT以外にも Claude、Gemini、Copilot、Midjourney などの生成AIがある

クラウドKPIと同じく、IT系の用語は「実物が見えにくい」分かりにくさがあります。でもChatGPTは実際に触れるので、まずは無料で使ってみるのが一番分かりやすい。

公式は https://chat.openai.com。スマホアプリもあります。